田沢湖高原の渓流沿いに鶴の湯、妙乃湯、黒湯、孫六、蟹場、大釜、休暇村乳頭温泉郷といった7つの湯の里が集う。温泉ファンが全国から集う鶴の湯温泉、2色の湯が湧く妙乃湯、かやぶき屋根が秘湯ムードを盛り上げる黒湯温泉など、個性豊かな湯がそろい、まるで温泉テーマパークのよう。全湯をまるごと堪能するなら、泊りがけで「湯めぐり帖」(1500円、宿泊者限定)を利用したはしご湯がおすすめだ。山の芋鍋など、温泉グルメもお楽しみ。
奥羽山脈の美しい渓谷沿いに広範囲に広がる温泉郷。大きくは、花巻温泉、台温泉が湧出するエリアと、個性あふれる一軒宿が連なる花巻南温泉峡の2つのエリアに分けられる。隠れ家的な宿から近代的な高層ホテルまで、バラエティーに富んだラインアップも魅力の一つだ。宮沢賢治や高村光太郎などが愛した温泉地でもあり、周辺には宮沢賢治ゆかりの記念館や、彼が設計した日時計花壇のある「花巻温泉バラ園」などがある。
木造宿が街に点在する銀山温泉は、NHKの連続テレビ小説「おしん」の舞台としても知られる。宿の多くは大正から昭和初期に建てられたもので、石畳の小道や夜のガス灯と相まって、ノスタルジックな雰囲気を醸している。銀山川沿いには、温泉街を眺める足湯やみやげ店、共同浴場などがにぎやかに連なり、そぞろ歩きも楽しい。老舗の豆腐や名物の「カリーパン」、地元素材のジェラートなどのテイクアウトグルメとともに楽しむのもおすすめ。