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子どものころの思い出は、おばあちゃんの家が大分だったので、夏休みに遊びに行って、山に入ったり川で遊んでいた記憶が強く残っています。今でも街灯も少ない自然の多いところなんですけれど、原風景として残っています。
育ったのは東京だったんですけれど、木や緑も多くてびわや柿を取ったりして遊んでいました。でも10代の頃は都会につかりすぎていたのか、キャンプとかにも行っていたんですけれど、自然の中にいると怖いと思うこともあったんです。自分でコントロールできないことが怖かったのかな、電気もないし、静かだし……本当はその静かさが心地いいのに、気持ちいいと思う反面、怖いとも思っていました。
子どもが出来て、色々なものと向き合って気づいたのですが、自分の根っこには、おばあちゃん家(大分)での思い出があるんだなと思います。
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木片で出来た積み木があって、ドイツ製なんですけれど、長い間使っています。家を建てたときに出た木片も子どもが自分で磨いて、遊んだりしています。家の周りには自然がたくさんあるので、暮らしと密接に木があるんですよ、竹なども手を加えることで、ちょっとした道具になるし、小さな枝や杉などが落ちていても「たきつけ」に使えると思って集めたりしています。生きていくために必要なものとして見ると、今までとは違う見え方がして楽しいです。
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田舎に移り住みはじめて3年になるのですが、木や森に囲まれているので、都会に出てくると気づくことがあります。都会に近づくにつれて、風景が変わってくるんですけれど、徐々に山が見えなくなって、木が見えなくなって、土が少なくなって……。そして、都会には街路樹などもありますが、土が少ないことが不自然だなと思います。都会は、ビルやアスファルトがあって機能しているのはいいことですし、CO2のことや、景観などを考えて木があると思うんですけれど、木の立場になってみると、少ない土の所にある都会の木がかわいそうに思えてしまいます。明治神宮とか代々木公園みたいに、広い場所を使って木がたくさんあった方が木にもいいと思います。土がないと、種もまけませんからね。
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木や自然のにおいが好きなので、ヨガをするときや、朝や夜にお香「白檀(びゃくだん)」を焚いています。仕事でホテルにいるときなども、香りがあると気持ちの切り替えにいいですね。
今の家で暮らしていると、においから季節を感じたりしますし、子どものころにおばあちゃん家でかいだことがあるにおいとかを思い出す事もあるんですよ。東京でも春の訪れとか、冬のにおいとかに気づくんですけれど、自然の中では都会にいるときよりも強く感じることが出来ます。
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| 写真提供:「日登美のHOME LIFE〜子供にやさしい住まい・雑貨・食事〜」(エクスナレッジ刊) 撮影:岡本真菜子 |
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モデル 日登美 |
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18歳よりモデルとして雑誌、広告、CF、コレクション等にて活躍。21歳で結婚、4人の子どもを出産した後、2006年3月に四季を通して家族の日常や大切な品々を写真とエッセイでつづった「日登美さんちの4人のこども」(エクスナレッジ刊)を出版。以後、シュタイナー教育やマクロビオティックを取り入れた自然なライフスタイルの提案を誌面や、講演など各方面にて行っている。 |
 公式ブログ:
日登美のMY LIFE(外部サイト) |
 公式サイト:
所属事務所 puntolinea(外部サイト) |
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「日登美のHOME LIFE〜子供にやさしい住まい・雑貨・食事〜」(エクスナレッジ刊) 撮影:岡本真菜子 |



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